09jua7dww’s blog

ぴーまんはおもった。ボクの頭の中は空っぽだ。しかし、使える。

ぴーまん郷 NO.6

kaihuuinternet2007-03-11

           ポスト「ラバウル小唄」♪だと。

 サイパン便り 〜兄々蝉〜 ♪    詞曲:ピーマン

1.弟よ お元気ですか
  お変わりありませんか 
  敬礼の白い歯と 兵舎に星二つ ♪
2.弟よ 御身大切
  お手紙届きません
  ニューギニアってどこですか 輸送船着くね ♪
3.東京の 京子ちゃんが
  納豆送ってくださいと
  マリア観音ってなんですか  おまえが運んでた ♪
4.七月の 蝉時雨 
  彼女から絵ハガキ届く
  ~静かひろがるサイパンシー  おまえにやっぺー ♪
    ~(くりかえし)                 ♪
      ~(くりかえし)                ♪
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ラバウル小唄」♪というのをご存知だろうか。戦時中、旧帝国海軍が前線基地として、ゼロ戦などで制空権をかろうじて守備していた。
この唄を、戦時中の将兵しか唄えないのであれば、それで廃れる。海軍軍人しかそうできないのであけば、なお廃れる。戦中派の元軍人がある日なんとなくか、TV番組から流れたのを聴いてか、口ずさむ。それを聴いていた子供が、何の唄か調べて、また唄う。鼻唄でも、それを口ずさむと、まるで飛行士の気分になり、彼らの気持ちが多少なりともわかる気になる。これが効用というものだ。唄や歌というものは、それで名曲か否かの判断が着こうというものだ。唄や歌に罪があろうはずがなく、軍歌もしかり。止む無く戦争になり、士気を鼓舞して出征していく、行進曲という華々しいものでなく、戦地で今日も生き延びた、その安堵と休息に兵士が生還帰郷の願いを込めて、唄うのだろう。
如何にもの悲しく、心寂しかろうと、必ず生きて故国の土を踏む、その日に唄って帰るのだ。
しばらくしてのある日、新聞に、カタカナ名字に京子、の二世の方らしい人が投稿を発見して、ビックリしました。