ぴーまんが郷友わさびを里に訪ねた。
「雪やこんこん」♬が聴こえてきた。夕方は、晩秋の日没後。急に冷え込む。窓ガラスの錠をしてさえ。スピーカー音なるもの。お気に入りの曲ならば。そのセンスに、巡回する車両の主は、何屋さんだろうと、思案するが。
滝廉太郎の作曲は数あるが。「お正月」♬も好きで。歌詞に遊びましょ、と来るから。お年玉もあるし。大人、親公認がうれしい。
「もういくつねると、お正月~(^^♪」の替え歌で。
『もういくつねると、オリ・パラリンピ~ック♪』
やはり、コスモスなのだ。
彼らは、熱き血潮に山桜花。
ごま塩頭になれば、コスモスを愛でてよいではないか。
だが、コスモスは若い花。だから、若くして逝った彼らを浮かべてしまう。
コスモスを観れるは、幸運だと。
十代の頃。「競輪上人行状記」という映画。モノクロで、劇映画。ミカン箱の上に、主人公演じる小沢昭一さんが立って。当たり券の即時講習販売、する訳です。
「先の大戦」、このフレーズ。新年号以降も使えるのかな。
戦後、闇市。買い出しに出掛けたから、上野駅地下道の浮浪児、ホームレス。
その選手のひとりになった、近所付き合いのお兄さん。彼に背負われて、繁華街。若い女が、バーの入り口にいた。
後年、その同じ駅近くの。昔風に云えば、職安。映画で次郎長役を演じた俳優も見掛けた。
公営ギャンブルのひとつが、今では。何と、オリ・パラリンピック種目のそれだもの。
確かに、時代は変わった。