1.海はいつもそこにあると
潮風たずね言葉失くしすわる
ふいて波間に ふいて波間に
黙って消して砂のあと
どこにも行きたくない どこにも帰りたくない
この海に そこ畦に ひかる ひかる
あけた窓に群青ひろがり
髪は巻いて夜とささやく ♪
2.海はいろをかえずあると
しょっぱい松にせもたれてみても
ルージュにチップ 頬ばりながら
輪を描(か)く船をみていた
どこに行ってもいい どこに帰ってもいい
この夏に きみ指に ともせ ともせ
さしだすほど群青ひろがり
向う星が今とこたえる ♪
岬満ちて群青ひろがり
同じになった灯台(あかり) 告げる ♪
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今月の9日は、九十九里浜に在る、ある国民宿舎では昼食メニューが500円割引だそうだ。多分、毎年のことだろう。
海辺なんだから、それに釣られて、千葉外房の旅行が、頭をかすめた。
千葉駅近辺からも、その施設近くまでの、路線バスも運行されてある。
ただし、その国民宿舎に泊まっても、九十九(つくも)ホタルを、この時期見られることは、もうないだろう。
つまり、9月に入ってからでは、そもそもホタルを鑑賞するのは土台無理な話なのである。