どんな事件、ニュースで、絶望し。そして、何によって、そこから脱出、再度希望を得たか。
モノクロの記録映画。巨大なキノコ雲の下。艦船とおもわれる、黒い物体が写る。ビキニ環礁の、水爆実験である。核爆発は、白で画面を覆う。実験後、黒い物体のひとつ。沈没を免れて、海面に在る。大日本帝国海軍、大和型進水まで、旗艦も務めた戦艦長門である。このエピソードでも、如何に優れた建造技術か、わかろうというものだ。
このニュース画面、痛く絶望した。陸地で【ピカドン】二発。そして、性懲りなく。海上でも、更に強力な新兵器のデモンストレーション。
あぁ、人類は、ここまで来てしまった。もう、終わりの始まりかな。
この憂鬱感は、長く胸にしまい込んでいた。
そして、かなり時間経過を感じて。やっと、それから解放感を得たは、あるミュージカルを、そのテーマ曲を、合唱する彼らのタレントあふるる歌声を、ラジオやテレビの話題で聴くようになってからである。
ミュージカル「アクエーリアス」(^^♪。
水爆実験した当の国、からの発信である。タレントとは、業界の事です。同じ国から、癒し励まし、希望を持たせる歌曲の誕生である。
路上デモも、勿論効果大だけれども。日々流れるニュースの如何に膨大な事か。
一過性に終わる、という権力者側の思惑もあろう。
それで、いずれ古典になるであろう名歌曲が生まれれば。事足りる。
私にとっての古典のひとつ。「アクエーリアス」♫