「聖母の宝石」♪と、「マタイ受難曲」♫
LP盤が出た時代、併せて、ドーナツ盤も普及した。間奏曲「聖母の宝石」♪も、初めて買ったドーナツ盤「軽騎兵」♪の後、聴いた。間奏曲とは、歌劇の幕間に、劇場内の観客の雰囲気をつなぎ留めて置く曲だろうから。当時、どれ程、観客に受け入れられたか。わからない。が、現代まで、細々だろうと、演奏されて来た訳だから。
「タイスの瞑想曲」♪の方が知名度はあるにしても。
私には、間奏曲の方のメロディーラインが浮かぶ。
「マタイ受難曲」♫は、「音楽の父」作曲ですから。
あの、汎神論の「もっと光を。」を遺言とした彼の言に。「クラシックは健康、ロマンチックは病気」なるものもあるし。
「健康で文化的な最低限度の生活」を謳う、某国の憲法に倣えば。
クラシック音楽を聴くは、妥当な線だと。
それで、私が所有の「マタイ受難曲」♫は、もはや80年前に、劇場同時録音の、観客が嗚咽が聴こえる。外に【ナチズム】の軍靴の音が聞こえて来るであろう。まさに、マニア垂涎の代物。
現代音楽で、新進作曲家が「ヨハネ受難曲」♫も買った。
どなたか、欲しくはありませんか。
【東日本大震災】の被災地。飢えてる児童らに。
バナナの叩き売り程でないにせよ。マニアに、ケタ違いがあるなら。お譲りしますよ。
「さぁさあ、音楽の父だよ。安くちゃ、父が泣くぜ。いいよいいよ、さぁ持ってけ。最近、COOPで、バナナ半額で買ったから。ここは、御返し。さあ、持ってけ。飢えた子じゃ、国が泣くぜ。安くしとくぜ!」